題して、「プロジェクト・その他大勢」。
もう2,3年前から企画していたものだが、ちょっと本腰を入れてみようと思っている。
これは、世の中のハイポリゴン・高精細テクスチャのフィギュアと、まったく逆をいく貧乏くさい(笑)プロジェクトだ。
なぜこんなことをするのかというと、一にも二にも群集シーンを作りたいためだったりする。
いかにマシンやソフトの性能が上がったとはいえ、何百人ものハイポリフィギュア(+ハイポリの衣服や小道具)を配置するのはやはり無理がある。もちろん、ハイエンドの3Dソフトにはそれなりのエンジンが実装されていて、すばらしい映像を見せてくれるのだが。
Vue InfiniteにはEcoSystemという強力な機能があるので、何千人ものPoserフィギュアをばらまいてもそうそうはフリーズしない。しかし、やはり何千も複製しようとするとメモリの警告は出るし、何より「複製」であるから、姿形はすべて同一である。帝国軍の閲兵式でもあるまいし、「兵隊さん、おいっちにっ」のシーンばかり作ってもしょうがないだろう。
必然的に何通りかのポーズをとらせたものを取り混ぜ、ノード操作で服の色などを変えてEcoSystemで使うことになるが、やはりハイポリの場合はメモリ消費にびくびくしながら操作する羽目に。
レンダリングした画像上で50ピクセル未満の人物に数万ポリゴンの人物を配する必要はないだろう、というのが私の思い。「プロジェクト・その他大勢」は、ローポリ人物作成プロジェクトだ。
ローポリですばらしいフィギュアを作成しているのは、なんといってもWapicoさんだろう。
あの可愛さは尋常ではない(^^
私の場合は、あくまで風景画の点景人物を作るのが目的なので、はっきりいって「可愛くない」。
であるので、期待はしないでほしい。
さて、ローポリフィギュアを自分で作るかどうか、だが、とりあえずはPoserで提供されているローポリ人物に手を入れてみるとする。
ローポリフィギュアのおさらいになるが、次がPoserに付属しているレガシーフィギュア。
英語表記 OBJファイルサイズ CR2ファイルサイズ OBJポリゴン数
P1 Man 222 132 2997
P2 Lo Nude man 250 141 2584
P2 man 1029 141 11271
P3 man 1734 905 17535
P4 Lo man 311 417 2168
P4 man 1976 1595 18652
P1~P3までのモデルは、あまり服着用を考えていないモデルだ。ポージング専用と言っていいかもしれない。

どーん。P2 Lo manのりりしいお顔。
実は、P2までのフィギュアは、「身体の各パーツは、親子関係以外で隣り合ってはならない」という原則を破っている。rCollarとlCollarが隣接していて、同時にchestとも隣接しているのだ。これは関節破綻の原因ともなるので、Poserべからず集のその1となっている。ハダカで使う分には多分大丈夫だが、服を着せられない。
P3モデルは、ポリゴン数等がP4 manとほぽ同じで、マッピングが違うだけ。あまり使うメリットが感じられない。
もちろんP4 manでも最近のモデルに比べたら十分ローポリだが、もっともっと削減したいのである。
で、選択したのがP4 loモデル。日本語版Poserでは「人間」のカテゴリに入っているかな。
これらには、P4 man/womanの服を着せられる。

これがオリジナルのP4 lo maleとfemale。とても「人間」には見えない…
UV展開はされているが、全身を前後に分けただけのマッピングなので、顔に注力したいときに難しい。
そこで、このモデルをリマップして、P4 man、P4 woman(posette)のテクスチャを適用できるようにしてみた。

…男はキアヌ・リーブスの出来損ないみたいだし、女はやけに陰険そうでふけて見えるが、このモデルで15才から100才までまかなうつもりだから、いいのである。顔はテクスチャで結構変わるし。
ちなみに、適用したテクスチャは、RubioさんのShouとYamatoさんのNeneである。せっかくの美しいテクスチャが台無しだ(^^;
Posetteテクスチャはかなりフリーのいいものが出回っているが、P4 man(dork)はかわいそうなぐらいテクスチャがない。バリエーションのために、いくつか作らなければならないだろう。

リマップfemaleにISOさんの名作anego衣装を着せてみた。遠くから片目をつぶってみれば、粋な芸者姿に見える…?
次回は、衣装についてになる予定。