2019/06/01

和風展と参加賞

Yuyaimg

第13回和風展もつつがなく終わった。もう13年目なのか、すごいなあと感心。投稿される方も古株(失礼)の方が多いが、毎年技術に磨きがかかって、すばらしい絵を見せてくれる。他人様の絵を見ていていつも気づかされるのは、ああ、こういう発想もあるのか! という驚き。自分の狭い固定観念では到底作成できないような、構想・構図・色使い・etc. 当たり前のことなんだけど。

 

さて、今年は何とか2枚の絵を仕上げたが、そのおかげで参加賞の作成にしわ寄せが来て、コメント最終日の夜中までずれこんでしまった。実際には、バグが多数見つかって、翌日の昼までドタバタしていたのだが、これは秘密。

 

 

今回は江戸の「湯屋」。売り物ではDAZのsugatakさんが良いものを作っているのだが、過去に模型などで再現した展示などを含め、「妻入り」の建物にしているのがちょっと引っかかっていた。あの「御殿建築風」の破風を見慣れているので、それを引きずっているのではないかと思うが、江戸期の湯屋は「普通の二階家」であったようだ。豪華な装飾は、湯船に入るところの「柘榴口」だけ。
今回のモデルは、パーツの数が膨大になってしまった。全部一つにまとめてもよいのだが、戸口や窓の開閉、レンダリングのための壁の部分的な取り外しを考慮すると、別々に分けた方が無難という結論になる。
細かくマテリアルの設定をしたい方は、超面倒だが、objモデルを一つずつ読み込んでいただければと思う。

 

 

propの中で、「将棋盤」「碁盤」はReadmeにも書いたが単独で使用できるように想定しているので、呼び出すと(0,0,0)のところに鎮座する。
将棋の駒は駒箱の中、碁石は碁笥の中に一組だけ入っているので、必要な場合は適当にコピーして配置してもらいたい。
私は将棋も碁もさっぱり分からないので、変に並べると盛大な突っ込みが入ると思って、隠しておいた。

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2019/04/02

八王子十五宿

Hachioji00

長らく中断していた「甲州街道」の内、八王子十五宿を特別に取り上げたページをやっと完成させた。

ファイルのタイムスタンプを見てみると、最初に作ったものが2016年4月だから、なんと3年もかかっている。

まあ、作成したモデルや画像の数が膨大だからなのはもちろんだけど、調べるのが楽しくなってきて、欲を出したのが原因ですな。

作成のプロセスとしては、国土地理院の数値地図(標高)を元にして、地形データをメタセコで作成、その上に家だの寺院だのを資料に基づき設置。画像の方は、地図データを地形の上に張り付けてからテクスチャ作成。

と、書いてしまえばそれだけなのだが、まず地形を確定するところからつまづく。数値地図から3Dモデルを作成するのはいくつか方法があり、GISソフトも試してみたが、結局カシミール3Dに読み込み、グレースケールの段彩図を作成して、それを地形データとしてメタセコに読み込むことにした。グレースケールはカシミールに用意されていないので、自分で作成する。ここで、黒を海抜0、白を3800mとかしてしまうと、まるっきり凹凸のない図ができてしまうので、あらかじめ作成する範囲のおおよその最低・最高の高度を調べ、その間でグレースケールを設定する。

ところが、作成したグレースケールに変なものが…

  Hachioji_gray_parts

画面中央に弧を描く、白っぽい筋が。

こ、これは高速道路では? 数値地図では、建造物の高さはオミットされるはずなのだが、道路は測定されてしまうということか。しょうがないので、ちまちまと画像を修正。実際には、この他に鉄道の線なども消している。

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2019/02/03

PBR

Mask

節分だし、鬼の画像でもトップページに貼ろうかと思ったが、ちょっと凶悪なので「みかん」にしている。

Vueがサブスクリプション方式に変わり、Plant Factoryと統合されてラインナップも3本になった。サイトをクラックされて、半年近く活動停止していたのだから、ダメージは相当なものだろう。まあ、それでも再開して新バージョンを出してきたのだから、よしとするか。

新しいVueの新機能の一つがPBR(Phisical Based Rendering)対応だ。折しも、AdobeがPBRの先駆者であるAllegorithmic社を買収したというニュース。いよいよ、Substance系ツールがPBRのデフォルトとなるのだろうか。

Vueで読み込めるPBRの形式も、Substance Designerから出力できる.sbsar形式のマテリアルだ。だが、この.sbsarファイルは、中身を見たり編集したりすることはできない。
自分で思うようにパラメータを変えたいのであれば、材質の種類をPBRにして、一つずつPBRの画像ファイルを読み込む必要がある。
ここでPBRとは何ぞや、ということになるが、私のように表面をひっかいているぐらいのシロートには説明が難しい。「PBR」で検索すれば、ちゃんとした説明をしてくれるサイトが山ほどあるので、そちらを参考にしていただきたいのだが、要するに、「色(デフューズ)」「法線(ノーマル)」「ラフネス」「メタルネス」の4種類の項目に、テクスチャを割り当てる、ということらしい。
この場合、色マップからは陰影を排除しておかなければならないのだが、フリーのPBRをダウンロードして見てみると、そこはどうもちゃんとなっていないものが多いようだ。
自分でPBRを作成するには、もちろんSubstance系ツールを使えばいいのだが、無料のソフトでもそれなりのものができる。
私が使っているのは、Materialize。調整はやり方は試行錯誤だが、とりあえず必要なテクスチャは全部吐き出してくれる。
トップページのみかんは、これでPBRを設定してみたのだが、果たして効果が出たのかどうかが不明…もっと接近してレンダリングしないとわからないのかもしれない。
Sketchfabからダウンロードした、般若の面で試してみる。 このモデルには、PBRテクスチャが同梱されている。
左側が色マップのみ適用したもの。右がそれに加えてノーマル、ラフネス、メタルネスの各マップを適用したもの(クリックで拡大)。
右では、眼球や角の金泥、筆跡などの凹凸がリアルに表現できている。
理屈は分かったけど、さて、この先に進めるのかどうか。今年もがんばらねば。

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2018/12/29

両国橋を作る

Ryo_img

木造橋のモデルは色々作っていて、一番昔に作ったものは10年以上も前だ。
そのころは、UVの知識など全然なくて、単純にプリミティブを組み合わせたものに色だけ指定していた。

遠景には使えるけど、近くに寄って眺めるべきものじゃない…
20181228_20h51_34

その後、少しだけ利口になって、テクスチャをはるようになったが、「橋ってこんな感じだよねー」くらいの感覚で作っていた。
構造に注意して作成したのは、猿橋ぐらいで、江戸の大橋である千住大橋、吾妻橋、両国橋、新大橋、永代橋については、あまり使うこともなかったため、橋の上だけテクスチャ設定したりで中途半端なまま。
で、今回両国橋をシーンに使うにあたり、もう少し調べてみようと思い、両国橋を描いた数多くの浮世絵を眺めて、ふと疑問に思った。
両国橋の橋杭の数って、いくつだったのだろう。
浮世絵はデフォルメが既定値なので、正確な描写は望むべくもないが、結構差異がある。また、橋の梁に平行に並んでいる橋杭一組を「側」と呼ぶが、一側に何本の橋杭があったのか、それもばらばらだ。大胆に一側2本としているものもあれば、4本に描いているものもある。
鈴木理生の「江戸の橋」(三省堂,2006)でもこの点が言及されており、「橋脚の橋杭の数を忠実に描いた絵があったらご教示願いたいものである」とある。
もちろん、江戸時代を通じて両国橋は何回も懸けなおされており、その都度橋の長さや幅、橋杭数などは変化している。しかし、それにしてもあれだけの大橋で一側橋杭2本、というのはありえないだろう、ぐらいの見当はつけられる。

江戸東京博物館には、両国橋とその近辺のジオラマがあり、このジオラマ作成の話が「復原・江戸の町」(波多野純、筑摩書房、1998)に載っている。「江戸の橋」とこの本に目を通して、江戸期の橋の図解「両国橋掛直御修復出来形絵図」が国立国会図書館デジタルコレクションにあることがわかった。
これを見て、愕然。
まず、一側の橋杭の数が、橋の両端部と中央部で違う。考えてみれば合理的なのだが、負荷が大きくなる中央部では橋杭の数を多くしているのだ。側の橋杭間をつなぐ「貫」も、中央部では上下2本となっている。
そして、橋杭の間隔が均一ではないこと。
今までは何も考えずに、橋の長さを適当な数で割り算して、橋杭を立てていたが、この図解を見ると側と側の間隔がバラバラであり、東西対称ですらない。

一番狭いのは親柱(男柱)に近い部分で1.5間(2.7m)だが、一番広い中央付近では5間4尺8寸(10.44m)もある。
Ryogokubashi_img1

この一番広い部分は「御通船間」とよばれ、「御」がついていることからわかるとおり、将軍家など公用の船がこの間を通るようになっていた。しかし、浮世絵などを見てみると、民間の船もこの箇所を平気で通行していたようなので、一般の通船を禁止していたものではなさそうだ。
ちなみに、次に広い側と側の間は5.2間(9.6m)で、「風烈間」とよばれている。
橋の「反り」に関しては、袂と中央部の際は1丈5寸(3.15m)ぐらいだったようだ。全長が169mに対しての3.15mであるので、それほど大きな反りではない。永代橋はもう少し反りが大きかったようだが、河口に近く、帆船の出入りも多かったためだろう。
なお、橋の中央付近、側でいうと東から9~18側の橋杭の上流側には芥止めの杭が設置されていた。

橋杭の一本の太さは、直径約48~60cmぐらいあったようで、かなり太い。この柱が「磨き丸太」であったのか、「皮つき丸太」であったのかがはっきりせず、前述の「江戸の橋」でも「浮世絵でも両方のタイプが描かれている」と述べている。時代により変遷があったのかもしれない。
自分のモデルでは、少し都会っぽい雰囲気を出したかったので、磨き丸太で設定した。まあ、このあたりはテクスチャの変更でどうにでもなるだろう。

調べることに夢中になっていて、時間は過ぎてゆき、年の暮れは迫る。

ここらで失礼して、その昔、両国橋の上で出会った大高源吾と宝井其角の歌をば、

「年の瀬や 水の流れと人の身は 明日待たるるその宝くじ」
…あれ?
というわけで、皆さまよいお年を。

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2018/09/17

本の始末

連休の最終日、本棚に「落下防止テープ」を貼る作業のついでに、もう読まない本をまとめて捨てることにした。
主として文庫本を200冊以上捨てたのだが、問題は床に平積みになっている本の大半は大型本(資料、画集など)のため、ちっとも片付かないこと。
最近は、小説類は極力電子書籍で買うようにしているので、文庫本はほとんど増えないのだが、専門書・資料類はそうはいかない。劣悪な環境に置かれているこれらの本を見るたびにため息が出てくる。
もし、自分がこの世を去ったら、これらの本はどうなるのだろう、と考える。
高額な本や絶版本など、結構貴重な本も中にあるのだが、保存環境がよくないので、古本屋でも取ってくれるとは思えない。
私などは、資料本は、程度がよくなくても「読めれば! いいから!」と安い古本をあさるのだが、世の中はそうでない人が大多数なんだろうな。
図書館に寄贈すれば、という声もあるが、図書館にしてみれば寄贈は「ありがた迷惑」の部分もある。ただでさえ書庫が足りなくて悲鳴を上げているのに、有象無象の寄贈図書がどっさりと降ってきて、既存図書との重複がないかどうか調べたり、目録登録したり、補修したり…。
「山のような本の山」と格闘する遺族のことを考えると、早めに処分してしまった方がよいのだろうが、資料本は生きている限りは手元におきたい。
先人の知恵が詰まった貴重な本、捨ててしまえば断裁か焼却しか行先がない。
何とかならないもんだろうか。

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2018/05/27

第12回和風展

あぁぁ、今年も絵が出せなかった!

予定はしていたのだが、4月から部署(勤務場所も)が異動になり、超忙しくなってしまったので、まったく時間が取れなかった。
で、今回も参加賞のみでの参加。それも、コメント終了間近のこの時期になって、やっと完成。

で、今回も「誰かいつこんなもの使うんだ」タイプのプロップ。
Bezai_img
江戸後期から明治期まで活躍した、「弁財船」。24反帆、いわゆる「千石船」である。
「菱垣廻船?」「北前船?」という疑問が生じそうだが、菱垣廻船は舷側の「垣立」が菱垣に組んであるからその名がある。これは菱垣廻船ではない。
北前船形式に近いが、北前船の特徴である船首・船尾の反りがそれほど強くないので、まあ中期から後期に近いくらいの感じかな、ぐらい。

可変箇所についてはReadmeを見てもらうとして、ざっと弁財船の構造の説明をば。
Bezai_ex Bezai_ex2 和船は帆桁の角度を変えることにより、横風や逆風でも前進することができる。これを「間切り」と呼ぶ。
荷役用の伝馬船は、空荷のときは「胴の間」と呼ぶ中央部に乗せているが、満載時は「合羽」の上や、荷物の上に乗せる。
ちなみに、荷物満載時は、舷側に「蛇腹垣」という簡易な垣を立てる。
Bezai_loaded こんな感じ。

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2018/01/08

正月の終わり

新年、あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。

いつのまにやら正月ももう終わり…最後の休日に、上野にでかけた。
目的は、不忍にある、「下町風俗資料館」。10年ほど前に1回行ったかな。
Dsc02852s 例によって、資料的な写真しか撮っていないので、詳細省略。

2階の展示室に、こんなものがあった。
Dsc02861s
「連鶴」って、最近のもののような気がしていたが、江戸期からあったとか。
ここに展示されているのは、寛政年間に桑名の魯縞庵義道が著した、「秘傳千羽鶴折形」からの18種類。すごい。

資料館を出て、もう一つのお目当ての「上野の森美術館」へ。
ここで開催されているのは、「生賴範義展」。
20180108_19h01_27

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2017/11/19

文殊楼

昨日、日比谷公園での「魚市場&魚河岸まつり」に行ってきた。
Img_20171119_0002感想は…というと、「味と値段はそこそこ」かな。決して安くはない。
でも、「鮎の炭火焼き」「いくら丼」「伊勢海老の丸焼き」「あんこう汁」もろもろを一度に見て回って、食べ比べができるというのはよい体験だったと思う。
お財布は一気に軽くなったけど。
http://jffes.com/index.html

夕方に行ったので、もうあたりは暗い。けっこう人がいたが、みんな寒い寒いといいながら海鮮屋台を楽しんでいた。

で、ついでに足を延ばして上野公園へ。
なぜかというと、19日まで「東京数寄フェス2017」を開催しているから。
そして、見たかったのはこちら。
Dsc_0005
かつてこの場所に立っていた、上野寛永寺境内にあった楼門「文殊楼」の再現だ。
文殊楼は、数多くの浮世絵に描かれている。
だいぶ以前、文殊楼の3Dモデルを作成し、年賀状にも使ったことがある。
Kanei_v84_2b_2今見ると、あちこちアラが目立つモデルだけど、思い入れのある建物なので、一度実物大の文殊楼を見たいと思っていたのだ。
文殊楼は、上野戦争のときに他の多くの伽藍とともに焼き払われた。今残っていれば、いい観光名所になったろうなあ、と残念に思う。

「魚市場&魚河岸まつり」「東京数寄フェス」はいずれも今日11/19まで。 

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2017/09/06

生存報告

年に1回しか書かない「年記」になってしまっているので、たまには近況をば。
この夏は「脊柱管狭窄症」の手術をしたので、10日ばかり入院、現在勤務しながらリハビリ中。

先週末に、北品川にちょっと散歩。目当ては「街道文庫」。
以前に新聞で紹介されていて、一度行ってみたいと思っていた。
古書店だが、店主の方が個人で集められた4万冊強の街道関係の書籍が置いてある! 私にとっては夢のような環境。
場所は、品川区の新馬場の駅から歩いて数分のところ。旧東海道の品川本陣跡の近くだ。
「休業日:不定、営業時間:不定」ということなので、行ってみるまでは営業しているかどうか不安だったのだが、やっていた。

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…いや、すごいところだ。
小さな店舗(営業しているのかどうか、外からでは伺い知れない)の中に、足元から頭上まで本がぎっしり。
どのくらいぎっしりかというと、下の段の本を見ようとすると、書架に正対してしゃがめない。通路が狭すぎて、横向きにしゃがんで横目で眺めるしかないのだ。立って本を見ようとすると、顔面間近に本があるもので、老眼では書名がぼやけて読めない。棚にも床にも収納しきれない書籍が平積みになっていて、ちょっと触れると雪崩をうって落ちてくる。ここで地震が起きたら、確実に本に埋もれて死ぬな…
「もうあと5坪あれば、本整理できるんだけどねえ」という店主の言葉だが、いやいや、それくらいじゃ焼石に水だろう…

しかし、品揃えはすごい(一部分しか見られなかったけど)。例えば、今では個別に古書を探すしかない全国の「歴史の道調査報告書」は8~9割揃えているそうな。ただ、置いてあっても「売れない」本も多数。複数ある本は売れるが、一冊しかない本はもう入手できる見込みがないため、売れないとのこと。私も、とある本を買おうとしたのだが、断られた。ただ、「コピーしてもいいよ」と言っていただき、必要な個所をコンビニでコピーさせてもらった。思うに、ここは古本屋ではなくて図書館だなあ。あ、別の本もちゃんと買ったけど。
「欲しい情報を先に連絡してもらえれば、探しておくから」という心強い言葉をいただき、店を後にした。

新馬場の商店街(旧東海道筋)の中には、「街道文庫」から本を提供している「KAIDO」というカフェもある。ここにも寄るつもりでいたのだが、結構人が多かったのでパス。その近くにあった「いっぷく堂」という小さな和風カフェに入った(ここにも古書がいくらか置かれている)。
ここのかき氷がおいしかった。シロップも手作り、上にはたっぷり果物のコンポートが乗っているが、それも手作りだそうだ。私は「桃」を頼んだが、4種類までシロップを選択して色々楽しめる。香り高いほうじ茶つき。

帰りは、新馬場の駅の目の前にある「品川神社」へ。
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昔はこの神社から品川の海を一望することができたはずだ。江戸時代には、東海寺の鎮守社だったが、現在では東海寺の寺域が小さくなり、品川神社は駅前の一等地(?)という事情もあって、品川神社の方が目立つ存在になっている。
末社の浅間、阿那稲荷、御嶽社も山の上にある。
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本社殿はこちら。
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今度来たときには東海寺にも寄ってみよう。元気があれば、大井の品川歴史館にも…

3Dの方もぼちぼち取り組んでいるが、今年の目標は「やりかけの作品の完成」と「買ったまま放置状態のソフトの活用」。
前者は、もう完全に超個人的趣味でやっているので、どこまで詰めるか未定。
後者は、具体的にいうとZBrushとか3DCoatとかPlant FactoryとかGeocontrolとか(以下略)、、、(あれ、いつのまにかGeocontrolがWorld Creatorに名前変わってる)、フリーのソフトでも使っていないものが多数。
まあ、3DCoatはこの間ちょっと3Dペイントで使ったからいいか。ZBrushはバージョンアップだけしていて、ほとんど触っていない。
Plant Factoryはローポリの樹木をテスト作成してみたが、「どこかおかしい」。何がいけないのか、まだつきつめていない。
それに加えて、この間Marvelous Designer(Steam版)を買ってしまったので、こちらは勉強中。
お見せできるぐらいのネタができたら、また投稿の予定。

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2017/06/16

第11回和風展(のおまけ)

危惧されていた第11回和風展も、無事に開催の運びとなった。実にめでたい。
といいながら、あまりめでたくなかったのはこちらの方で。

今年は早めに参加賞に着手するぞー、と準備を整えていたものの、どうも体調がよくない。
仕事が忙しかったのも相まって、まるで作業の時間が取れなくなってしまった。
それでも、絵の構想もできたし、がんばろう、と思っていたところに、まさかのPCクラッシュ。
まあ、実のところクラッシュはその日だけで、次の日には無事に起動できたのだが、ログを調べてみると色々怪しい部分が出てきている。これ以上作業を続けると悲惨な目にあいそうな気がしてきたので、とりあえずバックアップを取り直して、絵を作るのはあきらめることにした。

参加賞の方も、もっと色々と作ろうと思っていたのだけど、そういう事情なので、今年はシンプルに2点だけ。
Kaminarimon_img0
江戸っ子の心、浅草の雷門だ~!
…て、誰が使うんだ、こんなもの?

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2016/09/04

トップページの移転

9/29で@niftyホームページがサービス終了するので、トップページを移転。
今までも、3Dモデルなどはcoocanの方に置いていたので、これでブログ以外は全部coocan側に統一となる。
全面改装も考えていたのだが、とりあえず、今あるコンテンツだけそのまま移動した。

新URLはこちら。
http://edogoyomi.art.coocan.jp

本日以降、旧ページでの更新はなくなりますので、ご注意を(新しくなっても、コンテンツは当分更新できそうもないけど…)

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2016/04/14

仲よきことは

和風展に出した絵で使った、「和かぼちゃ」を放出。

Kabocha_img
今、スーパーでよく見るかぼちゃは、実はほとんどが西洋かぼちゃなのだそうだ。
和かぼちゃとどこが違うのかというと、和かぼちゃは凸凹していて、「ひだ」が深い。
西洋かぼちゃはつるっとしている。
和かぼちゃは、あっさりとしていて淡白な味で、煮物には向いているが、甘い西洋かぼちゃの方が受けがよいために、ほとんど店頭には並ばなくなったとか。
でも、武者小路実篤の「仲良きことは」の絵は、やっぱり和かぼちゃじゃないとなー(なぜこの絵に野菜が描かれているのか、よく知らないが)。

西洋かぼちゃのモデルは、ハロウィンの季節に沢山出回るが、和かぼちゃは見当たらなかったので作った。

もう一つは、参加賞の「蔵座敷」を作ったときに一緒に作ったものだ。
「蔵座敷」には電灯をつけたが、昔の電灯は暗いし、あったとしても隅の方まで照らせない。懐中電灯もなかった時代だから、まだ提灯が活躍していたと思う。
実際、昭和も戦後しばらくまでは、提灯はまだまだ現役で田舎でも使われていたはずだ。
「蔵提灯」は、江戸時代からのもので、火気に敏感な蔵の中で使うために、金網を張った提灯。
Kurachochin_img
Poserのpropで、一応y軸回転で扉も開くけど、実物の回転軸は垂直じゃないもんで、少し開き方がおかしい。ご容赦を。

両方とも、3Dモデルのページからダウンロード可。

つい先ほど、熊本で地震があったとニュースが…
皆さん、ご無事をお祈りいたします。

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2016/04/08

蔵座敷

(最後尾に、注意喚起あり)

和風展も盛況の内に終了。主催の方々、毎度お世話さまでした。

私の絵は今回は、1枚しか作成できなかったけど、できただけまあいいか。

参加賞の作成の方がはるかに時間がかかっているのは、例年のとおり。ちゃっちゃっと済ませるつもりが、段々細かいところが気になったり、あれも作ったらいいんじゃね? みたいなものが増え続け、収拾がつかなくなっている。そんな細かいところ、誰も気にしてないって…

で、これも例年のとおり、蛇足的な説明を少し。
「蔵座敷」は、道具蔵の1階と、座敷の2階を持つ蔵。
蔵座敷は1階に設置されることも多く、その場合は母屋から直接入れるようになっているのがほとんどだと思うが、今回は独立した蔵としても使えるようにするため、入口にも庇をつけている。
2階の入口にも引き戸必要じゃね? とか、建築構造上ここにも柱いらなくね? という疑問には、とりあえず耳を塞いだ。いずれ暇ができたら改造してみる(いつだ)。手すりもない階段の角度がえらく急なのは、昔の家屋の常だ。足を踏み外して落ちたら、首の骨折ること必至。

Readmeにも書いているが、Poser用の蔵座敷は4つのパーツに分かれている。all-in-oneには、全部入りのobjファイルも置いてあるので、お持ちのソフトに合わせて使い分けてほしい。

<蔵座敷本体> kurazashiki.pp2
Kurazashiki_base
土台+基本の座敷構造+小物類。
2階の窓の障子は、z軸方向に動かすことが可能。ただし、2枚一緒に動く(笑。襖は、1枚1枚動かせる。
窓の扉は、モーフshutで閉めることができる。0か1の値しか取れないので、一瞬で閉まる。これも2階の窓は連動式。
小物類は単独で選択できるようになっているが、1階の棚の一部分については「作り付け」になっている。
1ftana蛇足の蛇足として書くと、こういう道具蔵の中身の大半は来客・寄り合い用の「食器」だったりする。縦長の大きい箱には「宋和膳」、小さい箱の中は椀など。格が低い「木具膳」は、図のようにそのまま棚に積んである。

現代ではこうした需要も薄れ、地方の蔵の中にひっそりと眠っているものも多いんだろうなあ。

(以下、続く)

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2016/02/28

お久しぶりの和風展

何と前回から1年近くたってしまった…こんなに放置状態だったのは初めてかな。
で、今年も和風展がやってきた。

Middle_1454677209
なんともう10回目。

感心している場合ではない。出展する絵と参加賞を作らなければいかんのだ。
モデリングもすっかりお留守になっている今日この頃、和風展がなければ3Dソフトをいじることもなくなっている。
決して情熱が消えたわけではないのだけど、他にやりたいことが沢山あって、時間が足りないというのが本音。
いえ、ちゃんと作ってますよ…のんびりとだけど。

今はこんな小物を作成中。
Hakohibachi_img
Sumiire_img
まだ先は長い。。。。

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2015/05/24

「すみか」

Sublackwell
スー・ブラックウェルというアーティストの展覧会に行って来た。
どんな作品か、ということはこちらを見ていただいた方がいいかも。
精緻でカラフルな切り抜きの技に目を奪われるかもしれないが、真骨頂はむしろモノクロの作品ではないか、と思う。
本の中から立ち上がる詩情ゆたかな、そしてどこか恐ろしささえ感じさせる静寂さに心をうたれる。
Dsc02431
ガラス越しなので、うまく写真が撮れていないが、本を「彫刻」して地形を彫り、本を素材として木々を作り出している。家や人物なども、文字通り本から生み出されて、本の世界を体現している。
こんな表現方法があったのか…と感嘆した。
Dsc02432 入口の展示。これらもすべて本から切り抜かれたもの。
技法そのものは、根をつめれば素人でもできそうなのだが、構成と発想、感性は遠く及ばない…
展示点数が少ないのがちょっと残念だった。
銀座のポーラミュージアムで、6/14まで。

本文と全く関係ないが、和風展で使った「唐箕」のモデルを配布。ついでに、ブログでだけ紹介していた東京駅(八角屋根)もこちらの5ページ目に移動した。



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