2017/11/19

文殊楼

昨日、日比谷公園での「魚市場&魚河岸まつり」に行ってきた。
Img_20171119_0002感想は…というと、「味と値段はそこそこ」かな。決して安くはない。
でも、「鮎の炭火焼き」「いくら丼」「伊勢海老の丸焼き」「あんこう汁」もろもろを一度に見て回って、食べ比べができるというのはよい体験だったと思う。
お財布は一気に軽くなったけど。
http://jffes.com/index.html

夕方に行ったので、もうあたりは暗い。けっこう人がいたが、みんな寒い寒いといいながら海鮮屋台を楽しんでいた。

で、ついでに足を延ばして上野公園へ。
なぜかというと、19日まで「東京数寄フェス2017」を開催しているから。
そして、見たかったのはこちら。
Dsc_0005
かつてこの場所に立っていた、上野寛永寺境内にあった楼門「文殊楼」の再現だ。
文殊楼は、数多くの浮世絵に描かれている。
だいぶ以前、文殊楼の3Dモデルを作成し、年賀状にも使ったことがある。
Kanei_v84_2b_2今見ると、あちこちアラが目立つモデルだけど、思い入れのある建物なので、一度実物大の文殊楼を見たいと思っていたのだ。
文殊楼は、上野戦争のときに他の多くの伽藍とともに焼き払われた。今残っていれば、いい観光名所になったろうなあ、と残念に思う。

「魚市場&魚河岸まつり」「東京数寄フェス」はいずれも今日11/19まで。 

| コメント (0) | トラックバック (0)

2017/09/06

生存報告

年に1回しか書かない「年記」になってしまっているので、たまには近況をば。
この夏は「脊柱管狭窄症」の手術をしたので、10日ばかり入院、現在勤務しながらリハビリ中。

先週末に、北品川にちょっと散歩。目当ては「街道文庫」。
以前に新聞で紹介されていて、一度行ってみたいと思っていた。
古書店だが、店主の方が個人で集められた4万冊強の街道関係の書籍が置いてある! 私にとっては夢のような環境。
場所は、品川区の新馬場の駅から歩いて数分のところ。旧東海道の品川本陣跡の近くだ。
「休業日:不定、営業時間:不定」ということなので、行ってみるまでは営業しているかどうか不安だったのだが、やっていた。

Dsc_0047

…いや、すごいところだ。
小さな店舗(営業しているのかどうか、外からでは伺い知れない)の中に、足元から頭上まで本がぎっしり。
どのくらいぎっしりかというと、下の段の本を見ようとすると、書架に正対してしゃがめない。通路が狭すぎて、横向きにしゃがんで横目で眺めるしかないのだ。立って本を見ようとすると、顔面間近に本があるもので、老眼では書名がぼやけて読めない。棚にも床にも収納しきれない書籍が平積みになっていて、ちょっと触れると雪崩をうって落ちてくる。ここで地震が起きたら、確実に本に埋もれて死ぬな…
「もうあと5坪あれば、本整理できるんだけどねえ」という店主の言葉だが、いやいや、それくらいじゃ焼石に水だろう…

しかし、品揃えはすごい(一部分しか見られなかったけど)。例えば、今では個別に古書を探すしかない全国の「歴史の道調査報告書」は8~9割揃えているそうな。ただ、置いてあっても「売れない」本も多数。複数ある本は売れるが、一冊しかない本はもう入手できる見込みがないため、売れないとのこと。私も、とある本を買おうとしたのだが、断られた。ただ、「コピーしてもいいよ」と言っていただき、必要な個所をコンビニでコピーさせてもらった。思うに、ここは古本屋ではなくて図書館だなあ。あ、別の本もちゃんと買ったけど。
「欲しい情報を先に連絡してもらえれば、探しておくから」という心強い言葉をいただき、店を後にした。

新馬場の商店街(旧東海道筋)の中には、「街道文庫」から本を提供している「KAIDO」というカフェもある。ここにも寄るつもりでいたのだが、結構人が多かったのでパス。その近くにあった「いっぷく堂」という小さな和風カフェに入った(ここにも古書がいくらか置かれている)。
ここのかき氷がおいしかった。シロップも手作り、上にはたっぷり果物のコンポートが乗っているが、それも手作りだそうだ。私は「桃」を頼んだが、4種類までシロップを選択して色々楽しめる。香り高いほうじ茶つき。

帰りは、新馬場の駅の目の前にある「品川神社」へ。
Dsc_0048
昔はこの神社から品川の海を一望することができたはずだ。江戸時代には、東海寺の鎮守社だったが、現在では東海寺の寺域が小さくなり、品川神社は駅前の一等地(?)という事情もあって、品川神社の方が目立つ存在になっている。
末社の浅間、阿那稲荷、御嶽社も山の上にある。
Dsc_0049
Dsc_0050
Dsc_0053
本社殿はこちら。
Dsc_0052
今度来たときには東海寺にも寄ってみよう。元気があれば、大井の品川歴史館にも…

3Dの方もぼちぼち取り組んでいるが、今年の目標は「やりかけの作品の完成」と「買ったまま放置状態のソフトの活用」。
前者は、もう完全に超個人的趣味でやっているので、どこまで詰めるか未定。
後者は、具体的にいうとZBrushとか3DCoatとかPlant FactoryとかGeocontrolとか(以下略)、、、(あれ、いつのまにかGeocontrolがWorld Creatorに名前変わってる)、フリーのソフトでも使っていないものが多数。
まあ、3DCoatはこの間ちょっと3Dペイントで使ったからいいか。ZBrushはバージョンアップだけしていて、ほとんど触っていない。
Plant Factoryはローポリの樹木をテスト作成してみたが、「どこかおかしい」。何がいけないのか、まだつきつめていない。
それに加えて、この間Marvelous Designer(Steam版)を買ってしまったので、こちらは勉強中。
お見せできるぐらいのネタができたら、また投稿の予定。

| コメント (2) | トラックバック (0)

2017/06/16

第11回和風展(のおまけ)

危惧されていた第11回和風展も、無事に開催の運びとなった。実にめでたい。
といいながら、あまりめでたくなかったのはこちらの方で。

今年は早めに参加賞に着手するぞー、と準備を整えていたものの、どうも体調がよくない。
仕事が忙しかったのも相まって、まるで作業の時間が取れなくなってしまった。
それでも、絵の構想もできたし、がんばろう、と思っていたところに、まさかのPCクラッシュ。
まあ、実のところクラッシュはその日だけで、次の日には無事に起動できたのだが、ログを調べてみると色々怪しい部分が出てきている。これ以上作業を続けると悲惨な目にあいそうな気がしてきたので、とりあえずバックアップを取り直して、絵を作るのはあきらめることにした。

参加賞の方も、もっと色々と作ろうと思っていたのだけど、そういう事情なので、今年はシンプルに2点だけ。
Kaminarimon_img0
江戸っ子の心、浅草の雷門だ~!
…て、誰が使うんだ、こんなもの?

» 続きを読む

| コメント (5) | トラックバック (0)

2016/09/04

トップページの移転

9/29で@niftyホームページがサービス終了するので、トップページを移転。
今までも、3Dモデルなどはcoocanの方に置いていたので、これでブログ以外は全部coocan側に統一となる。
全面改装も考えていたのだが、とりあえず、今あるコンテンツだけそのまま移動した。

新URLはこちら。
http://edogoyomi.art.coocan.jp

本日以降、旧ページでの更新はなくなりますので、ご注意を(新しくなっても、コンテンツは当分更新できそうもないけど…)

| コメント (1) | トラックバック (0)

2016/04/14

仲よきことは

和風展に出した絵で使った、「和かぼちゃ」を放出。

Kabocha_img
今、スーパーでよく見るかぼちゃは、実はほとんどが西洋かぼちゃなのだそうだ。
和かぼちゃとどこが違うのかというと、和かぼちゃは凸凹していて、「ひだ」が深い。
西洋かぼちゃはつるっとしている。
和かぼちゃは、あっさりとしていて淡白な味で、煮物には向いているが、甘い西洋かぼちゃの方が受けがよいために、ほとんど店頭には並ばなくなったとか。
でも、武者小路実篤の「仲良きことは」の絵は、やっぱり和かぼちゃじゃないとなー(なぜこの絵に野菜が描かれているのか、よく知らないが)。

西洋かぼちゃのモデルは、ハロウィンの季節に沢山出回るが、和かぼちゃは見当たらなかったので作った。

もう一つは、参加賞の「蔵座敷」を作ったときに一緒に作ったものだ。
「蔵座敷」には電灯をつけたが、昔の電灯は暗いし、あったとしても隅の方まで照らせない。懐中電灯もなかった時代だから、まだ提灯が活躍していたと思う。
実際、昭和も戦後しばらくまでは、提灯はまだまだ現役で田舎でも使われていたはずだ。
「蔵提灯」は、江戸時代からのもので、火気に敏感な蔵の中で使うために、金網を張った提灯。
Kurachochin_img
Poserのpropで、一応y軸回転で扉も開くけど、実物の回転軸は垂直じゃないもんで、少し開き方がおかしい。ご容赦を。

両方とも、3Dモデルのページからダウンロード可。

つい先ほど、熊本で地震があったとニュースが…
皆さん、ご無事をお祈りいたします。

| コメント (5) | トラックバック (0)

2016/04/08

蔵座敷

(最後尾に、注意喚起あり)

和風展も盛況の内に終了。主催の方々、毎度お世話さまでした。

私の絵は今回は、1枚しか作成できなかったけど、できただけまあいいか。

参加賞の作成の方がはるかに時間がかかっているのは、例年のとおり。ちゃっちゃっと済ませるつもりが、段々細かいところが気になったり、あれも作ったらいいんじゃね? みたいなものが増え続け、収拾がつかなくなっている。そんな細かいところ、誰も気にしてないって…

で、これも例年のとおり、蛇足的な説明を少し。
「蔵座敷」は、道具蔵の1階と、座敷の2階を持つ蔵。
蔵座敷は1階に設置されることも多く、その場合は母屋から直接入れるようになっているのがほとんどだと思うが、今回は独立した蔵としても使えるようにするため、入口にも庇をつけている。
2階の入口にも引き戸必要じゃね? とか、建築構造上ここにも柱いらなくね? という疑問には、とりあえず耳を塞いだ。いずれ暇ができたら改造してみる(いつだ)。手すりもない階段の角度がえらく急なのは、昔の家屋の常だ。足を踏み外して落ちたら、首の骨折ること必至。

Readmeにも書いているが、Poser用の蔵座敷は4つのパーツに分かれている。all-in-oneには、全部入りのobjファイルも置いてあるので、お持ちのソフトに合わせて使い分けてほしい。

<蔵座敷本体> kurazashiki.pp2
Kurazashiki_base
土台+基本の座敷構造+小物類。
2階の窓の障子は、z軸方向に動かすことが可能。ただし、2枚一緒に動く(笑。襖は、1枚1枚動かせる。
窓の扉は、モーフshutで閉めることができる。0か1の値しか取れないので、一瞬で閉まる。これも2階の窓は連動式。
小物類は単独で選択できるようになっているが、1階の棚の一部分については「作り付け」になっている。
1ftana蛇足の蛇足として書くと、こういう道具蔵の中身の大半は来客・寄り合い用の「食器」だったりする。縦長の大きい箱には「宋和膳」、小さい箱の中は椀など。格が低い「木具膳」は、図のようにそのまま棚に積んである。

現代ではこうした需要も薄れ、地方の蔵の中にひっそりと眠っているものも多いんだろうなあ。

(以下、続く)

» 続きを読む

| コメント (8) | トラックバック (0)

2016/02/28

お久しぶりの和風展

何と前回から1年近くたってしまった…こんなに放置状態だったのは初めてかな。
で、今年も和風展がやってきた。

Middle_1454677209
なんともう10回目。

感心している場合ではない。出展する絵と参加賞を作らなければいかんのだ。
モデリングもすっかりお留守になっている今日この頃、和風展がなければ3Dソフトをいじることもなくなっている。
決して情熱が消えたわけではないのだけど、他にやりたいことが沢山あって、時間が足りないというのが本音。
いえ、ちゃんと作ってますよ…のんびりとだけど。

今はこんな小物を作成中。
Hakohibachi_img
Sumiire_img
まだ先は長い。。。。

| コメント (5) | トラックバック (0)

2015/05/24

「すみか」

Sublackwell
スー・ブラックウェルというアーティストの展覧会に行って来た。
どんな作品か、ということはこちらを見ていただいた方がいいかも。
精緻でカラフルな切り抜きの技に目を奪われるかもしれないが、真骨頂はむしろモノクロの作品ではないか、と思う。
本の中から立ち上がる詩情ゆたかな、そしてどこか恐ろしささえ感じさせる静寂さに心をうたれる。
Dsc02431
ガラス越しなので、うまく写真が撮れていないが、本を「彫刻」して地形を彫り、本を素材として木々を作り出している。家や人物なども、文字通り本から生み出されて、本の世界を体現している。
こんな表現方法があったのか…と感嘆した。
Dsc02432 入口の展示。これらもすべて本から切り抜かれたもの。
技法そのものは、根をつめれば素人でもできそうなのだが、構成と発想、感性は遠く及ばない…
展示点数が少ないのがちょっと残念だった。
銀座のポーラミュージアムで、6/14まで。

本文と全く関係ないが、和風展で使った「唐箕」のモデルを配布。ついでに、ブログでだけ紹介していた東京駅(八角屋根)もこちらの5ページ目に移動した。



| コメント (4) | トラックバック (0)

2015/05/14

ロンドンとスコットランド

Dsc02419      エジンバラの街

5/1~8まで、イギリスに旅行してきた。イギリスと言っても、ロンドンに半日足らずいたぐらいで、後はスコットランドを回っている。純然たる観光旅行だが、スコットランド北西部(ハイランド)で催されるマイナーなイベントを見るという事情があって、パッケージツアーではなく、航空券も宿もレンタカーすべて自分で手配。
旅行記というよりは、とりとめのない感想、メモになってしまうが、忘れないために書いておく。

天候と風景
まず、寒い。ロンドンの緯度は50度、ハイランドでは55度にもなる。日本北端の稚内で北緯45度ぐらいだから、偏西風の影響があるとはいえ、寒いのは当然だ。
事前に調べて、旅行期間中はあまり天気がよくないということ、最高気温が14~15度ぐらいということも知っていた。それでも、一応荷物の中にTシャツとかも入れていたのだが、全く出番がなかった。フリースとダウンジャケットが大活躍。重ね着基本ということで、冬用の下着の上下も2着ずつ持っていって、正解だった。
ハイランドはロンドンよりさらに寒い。しかも、風が強いので、体感温度はさらに下がる。桜がまだ咲いていて、新緑の季節はこれからなのだろうなと思った。山の中やブッシュも歩いたため、レインコートと長靴も役に立った。

グラスゴーからハイランドに車で走り出して思ったのは、「岩手の風景と似ているな」ということ。低い丘陵、牧場地帯が続く、開けた景色が何となく似ている。もっとも、岩手の方がずっと山がちだ。
ただ、その印象は後にエジンバラに向かう際に大きく変わった。日本の風景と全く違うのは、「山に木がない」ということ。スコットランドの山は、岩山ばかりだ。険しい山ではなく、テーブルトップのような形状の低山が多いが、麓から山頂まで岩また岩。ヒースなどが山の途中まで群生しているが、木は全く生えておらず、荒々しい山の姿をそのまま見せている。
Dsc02399       このような景色が何十キロも続く

天気はひっきりなしに変わり、日が射したかと思うと曇り、土砂降りになり、20分後にはまた晴れる、という繰り返しだ。
「イギリスでは、みんな傘をささない」と聞いていたが、確かに少しぐらいの雨で傘をさす人は少ない。せいぜいフードをかぶるくらいですませている。印象としては、「イギリスの雨って水分が少ないんじゃないの?」ということ。えらい非科学的な言い方だが、雨が降っても湿度が上がらず、あまりびっしょり濡れるような感じがせず、雨が止むと、すぐに道路が乾くようなイメージ。温度が低いせいもあるかもしれないが。
ちなみに、緯度が高いため白夜に近く、夜9時半ぐらいにならないと日が沈まない(サマータイム期間なので、8時半といってもいいが)。
Dsc02388       ハイランドで、夜10時ぐらい

観光地
実は、到着した日にロンドンの町のナイトツアーバスを申し込んでいたのだが、時間に遅れて行きそびれた。ビクトリア駅構内のショップでSIMカードを買おうとして迷ったせいだ。次の朝、テームズ川の水上ツアーに参加した。ビッグベンのそばから出発して、タワーブリッジを見ながらロンドン塔まで行く水上バスだ。由緒ある建物が両岸に並ぶ。大都会なのにこれだけの古い建物を保持しているロンドンはすごいと思う。イギリス人の気質なのだろうか。
Dsc02351  おなじみビッグベン橋を埋め尽くすのはすべて観光客

ロンドン塔を見学。中世のヨーマンの服装をしたガイドが声を張り上げていた。小さな姫君の服装の女の子もいた。
Dsc02346      ロンドン塔で。黒い服が姫君

グラスゴーは経由地として空港に降りて泊っただけなので、付近は観光していない。ちょうど到着したときに、シャーロット王女誕生の号外が出ていた。
グラスゴーからは車で北西部に向かう。オーバン(Oban)で食事をとれず、腹ペコで北に向かっていたときに軽食の看板を見て入ったのがDunollie。ここは、MacDougallというclan(氏族)の管理する古城と併設の小さな民俗博物館があった。食事はおせじにもうまいとは言えなかったが、博物館は面白かった。城は崩壊の度合いが激しく、観光客は入れない。修復のため寄付を募っているようだ。1000年もの歴史を持つ一族が、未だに同じ土地を守っていることに感激。
Dsc02360       Dunollie城。丘の上に城跡

エジンバラに向かう途中で寄ったのが、スターリング城。ここは有名なところで、観光客も多い。
Dsc02414      スターリング(Stirling)城。ハイランドからエジンバラへの中間ぐらいにある

Dsc02406      天気がいいのは一瞬。絵のように美しい、スターリング城からの眺望

もう一つ行った城はエジンバラ城。12世紀まで遡る古城だが、城内の建物の中には未だに兵舎として現役で使われているものもあるそうだ。
Dsc02428    エジンバラ城。三方は急峻な崖

スコットランドでは、ケルトの文化を強く感じた。地名、言語、デザインなどなど。もっと勉強してから来ればよかったと後悔。

» 続きを読む

| コメント (5) | トラックバック (0)

2015/03/20

和風展参加賞について

えー、和風展はまだ終わってません。終わってないが、作ったものの詳細を忘れてしまいそうなのと、ReadMeに沢山書くのも何なので、またこちらで少し解説という名の蛇足をば。

Noji_toons
モデルは、芸備線の野馳駅だが、細かいところで色々と違っている。例えば、リアルの野馳駅の入口ドアは、サッシになっているが、こちらはあえて木製引き戸にした。
ホームの4種駅名標(鳥居型の駅名標)は、現在では金属製だが、こちらも古色あふれる木製。柱の3種駅名標は、昔国鉄でよく見かけた紺色地に白字にしてみた。
まあ、全体の寸法もかなりいい加減なので、すべて大目に見てもらえばと思っている(いつものことだが)。

で、zipの中はRuntime(Poser用)とAll-In-One(汎用)に分かれている。
●Poser用のpropは、親子関係が設定されているパーツがあって、動かしたり部分的に非表示にしたりすることができる。
例えば。

Gate_def
プラットフォームへの出口ゲート。デフォルトでは2カ所とも閉まっているが、Y軸方向にゲートを回転させることによって、開くことができる。引き戸(door_formR, door_formL)も、左右別々にx軸方向に動かして開閉できる。まあ、全開にするんだったら、非表示にするだけでいいのだが。
Gate_open
入口側の扉(door_entR, door_entL)、待合室の窓(window1R, window1L, window2R, window2L)も同様。
パラメータ名をOpenとかCloseとかに変更しろよ、という声も聞こえてくるが、リビジョンを行うたびに書き換えるのが厄介で…

待合室内部にカメラを入れたい場合のことを考えて、パーツを分けている。
横の壁をとっぱらいたい場合は、
noji_house_side
noji_house_inner_side
noji_roof3
noji_roof3_nami
noji_window1L
noji_window1R
noji_window2L
noji_window2R
を全て削除するか、非表示にする。
なんて面倒な、と思われるかもしれないが、マテリアル設定を個別にしたいなどの要望を考えて、このような仕様になった(これらをまとめて別propにすればよかったんじゃね?という突っ込みが(; ゚д゚) )。
Noji_insideview

入口の壁上部と、待合室の壁上部には時計があるが、長針・短針をZ軸回転でそれぞれ動かせる。長針はlong_hand、短針はshort_handという名前になっている。
Noji_clock_view
待合室カウンターのガラス仕切りの背景は、一部分カーテンがかかっているが、全面的にカーテンにすることもできる。背景マテリアルのテクスチャマップ(counter_back.jpg)の透明度を0にし、アルファマップ(counter_back_a.jpg)を無効にするだけ。
もちろん、背景マテリアルを全透明にすることで、全面的に透け透けにすることもできるが、事務室の内部ががらんどうなのが丸見えになるので注意。
Noji_counter_view
待合室は実にさっぱりして殺風景だ。壁には、時刻表とか観光ポスターとか、色々貼ってあるだろう、普通! と思うが、そこまで手が回らず。ご自分で作成していただきたい。

マテリアルは、glassとlightはマップを設定していないので、適当にガラスマテリアルとか発光体とかを割り当ててもらえばいいかな、と。ちなみに、蛍光灯は5カ所にある。

●All-In-Oneの方は、「細かいことはいいよ、パーツの移動も取捨も、全部自分でやるから!」という人向けの、丸ごとobjファイル。テクスチャファイルは、Poser用のものをobjと同じフォルダに入れて、3Dソフトで読み込んでもらえばいいかと思う。
Poserで使う方は、ジオメトリはpp2に入っているので、このフォルダの中身は必要ない。

ああ、やっと和風展をゆっくり眺めることができるぞ。

» 続きを読む

| コメント (8) | トラックバック (0)

2015/01/01

あけましておめでとうございます

Zojo_sanmon_blog                                増上寺三門モデル:はるさん

平成二十七年、あけましておめでとうございます。旧年中はお世話になりました。

数えてみると、昨年はまともにモデリングしたものが数個しかない。必要に迫られてリファインしたものはいくつかあるが、スクラッチビルドがほとんどない。
メタセコとか、VueとかPlantFactoryとかPoserとか、3Dに関わるソフトは律儀にアップデートしているものの、さっぱり活用できていないのが現状だ。
まさに金をドブに捨てている趣味で、これではいかんと思いつつ、他にやりたいことがたくさんあるために、なかなか手をつけられていない。
で、宣言。
今年こそは、もっと有効に時間を使って、モデリングにいそしもう! もちろん、レンダリングも。

とりあえず、たまには他のソフトも使ってみようと思って、3DS MAX2015を導入してみた。
まだチュートリアルをやっている段階だが、早くも問題発生。
どうもグラフィックボードの関係らしく、レンダリング(プレビューも)がまともに表示されない。
グラボのドライバを最新にするのがまず先決なのだが、以前にドライバを更新したら、Vueの表示がおかしくなって、ロールバックした経験があるので、ためらっている。
せっかくmentalRayを試してみようと思ったのに…

まあ、今年もぼちぼちとやっていきます。よろしくお願いいたします。

お年賀にもならない古いデータで申し訳ないが、以前の植物データの再配布をこちらでしているので、ご入用の方はどうぞ。


| コメント (12) | トラックバック (0)

2014/10/21

Texure Ripper覚書

Texture Ripperというツールのメモ。
Texture Ripperは、写真などからテクスチャを作る際に、歪みを修正するフリーソフトだ。
ダウンロードはこちらから。
http://renderhjs.net/shoebox/

Texture Ripperと言っておきながら、ソフト名はShoeBoxじゃないか、と言われそうだが、Texture Ripperは以前は単独のソフトだった。それが、ShoeBoxというソフトパッケージの中の一つのツールとして含まれるようになった。
ShoeBoxは、主としてゲーム制作をする人向けのツールで、色々機能はあるのだが、正直なところ、私はTexture Ripper以外は使わないだろうと思う。
で、どんなことができるのかというと、実にシンプルだ。
パースや視点のせいで長方形になっていない画像を、長方形に整える。それだけ。
だが、この機能に関しては、Photoshopより使いやすいし、補正結果がきれいなので、利用する価値は充分ある。

まず、ShoeboxはAdobe Airを利用しているので、これをインストールしなければならない。最近のPoserを使っていれば、既にインストール済みになっていると思う(Macでも動くはず)。
起動すると、タブが並んだウィンドウが出てくる。下に青地のウィンドウも出るが、これはインフォメーションなので、閉じてしまってかまわない。
Texture Ripperは、Bitmapのタブのところにある。
20141020_00h21_39 画像を読み込むには、エクスプローラなどからこの場所にドラッグ&ドロップすればいい。
クリップボードからも読み込めるので、その場合は単にTexture Ripperをクリックすれば画像が現れる。
今回はこの画像を読み込んだ。
20141021_18h48_33
長持の上面と側面の画像をテクスチャに使いたいのだが、かなりパースがかかっている。
まず、上面の部分を選択する。
画像の拡大縮小はホイール、パンは中ボタンドラッグ。
操作中は、間違っても右ボタンを押さないこと。ウィンドウが閉じてしまう。
20141021_18h49_24 黄色の矢印で示した4点を左クリックで選択。ラインをドラッグして選択することもできる。
4点選択すると、すぐに結果が左のウィンドウに現れる。ちゃんと長方形になっている。
このままでは少々細長いので、左のウィンドウに移り、枠をドラッグして高さを調整する。
20141021_18h55_10

» 続きを読む

| コメント (8) | トラックバック (0)

2014/10/13

Xfrogのフリー植物

この間来た台風は「ファンフォン」で、今来ているのは「ヴォンフォン」。9月に来たのは「フォンウォン」だそうで、なんだか頭の中が台風にかき回されたみたいで混乱してる。

さて、やりたいことが沢山あるけど、やらなくちゃならないことも沢山あって、時間が足りない。3Dもちょっと遠ざかっていたけど、ぼちぼちと再開している。
Vueもいつのまにかバージョンが2014.6だ。大した機能の追加はないような気がするが、メンテナンスに加入している関係で、律儀にバージョンアップだけはしている。次のメインバージョンアップは、どんな感じになるのかなあ。

植物モデラーのXfrogのサイトで、また「フリーモデル」の提供がアナウンスされている。
「New!」とうたいながら、前回と同じやんけ、というのが続いていたが、今回のは少し新顔があるようだ。
カート方式をとっているので、サイトに登録しないとダウンロードできないが、けっこういいものもあるので紹介。
http://xfrog.com/category/samples.html

私は、「米」と「ナス」と盆栽の「ケヤキ」などをもらっておいた。
ナスは、こんな感じ。
Eggplant
苗から最大成長したのまで、9種類のモデルが入っている。
ちなみに、下のはVueの植物モデルを販売しているRealms Artのナス。

Eggplant_raEcosystem対応の植物だから、単純に比較はできないけど、Xfrogの植物の方がリアルだ。まあ、最新のPlant Factoryだったら、もっといいものができそうだけど。

「米」はRealms Artのものもそうだけど、なんだかススキか雑草みたいだった。
実りの秋をイメージするにはほど遠いので、DLしてみたものの、多分使わないなあ。
このほか、「シダレザクラ」は、Xfrogに標準添付のものだが、近景で使うのでなければ、なかなかきれいだと思う。

モデルは、vob(Vueオブジェクト)やobjなど色々選べるので、必要な形式をチェックすればOk。
10月いっぱいまでらしい。

| コメント (8) | トラックバック (0)

2014/08/31

ジブリの立体建造物展

Ghibli2
江戸東京たてもの園で公開中の、「ジブリの立体構造物展」に行って来た。
いやあ、よかった。
夏休み中ということもあり、子供も含めてかなりの人出だったが、押し合いへし合いまではいかなくて、ちゃんと見ることができた。
数々の美術ボードやスケッチの実物。「千と千尋」の湯屋、「ハイジ」の山小屋のジオラマ。
「マーニー」「コクリコ坂」「ハウル」などに出てくる家や街について、建築家の藤森照信氏がしっかりと解説してくれている。
キャラクタよりも背景に目が行ってしまう私にはぴったりの展覧会だった。
野山や農家、町並みなどの美術ボードは、そのまま額に入れて飾りたいぐらい。
私にとってのジブリの醍醐味は、この風景の美しさだ。
Ghibli
時間があまりなくてゆっくり見られなかったので、会期終了までに何とかもう一度行っておきたい。

| コメント (7) | トラックバック (0)

2014/08/16

水の音

Mizu_0001
長いようで短かった夏休みも、もう終わり。それでは皆さん、さようなら。
…ではなくて。
休みも終わり間近になってから、久々に美術展に行こうと思い立った。
山種美術館の、「水の音」展。蒸し暑い日が続くから、題名だけで気をそそられてしまう。
http://www.yamatane-museum.jp/exh/current.html

川・海・滝・雨を主題にした日本画を一堂に集めた美術展。見ていると、本当に音まで聞こえてきそうなくらいだ。
橋本関雪の、六曲二双の大作には、息を飲むばかり。波が今にもこちらに崩れ落ちてきそうだ。川合玉堂の雨の表現は、やはり美しい。そして、千住博の滝は、何とも静かで幻想的。
夏にはぴったりの美術展だった。
館内の喫茶室で休憩したのだが、展示にちなんだ創作和菓子が数種類提供されていた。
私は、広重の「大橋あたけの夕立」にちなんだものを注文。ねりきりと錦玉羹で、橋と川を表現した、きれいな菓子だった。こういう趣向もしゃれているなあ。

山種美術館、次の特別展は、「輝ける金と銀 -琳派から加山又造まで-」。これも見に行ってみたい。
Mizu_0002
渋谷のbunkamuraで、「だまし絵Part2」展もやっていたのだが、雨が降り出してきたのと、駅からちょっと歩くこともあって、今回はパス。会期中にチャンスがあったら行って見よう。

| コメント (4) | トラックバック (0)

«東京駅(八角屋根)